よくお寄せいただく質問をまとめてみました
友の会について | オランウータンについて | 熱帯降雨林について | 野生オランウータンにあいたい |
Q | 友の会って何ですか? どんな活動をしているのですか? |
A | 「友の会とは?」をご覧ください |
Q | 何を食べているのですか? |
A | 果物や木の葉、樹皮、昆虫などです オランウータンの子どもは、森の中を母親とともに遊動しながら、何が食べられるのか、どこにどんな木があるのか学びます そのため、母親のもとで成長すること、生まれ育った森が存続することが、オランウータンの生存に大きな意味を持っています |
Q | 寿命はどのくらいですか? |
A | 上野動物園のモリーさんが51歳、多摩動物公園のジプシーさんが推定48歳で、長寿と言われています けれど野生では推定45歳を過ぎて出産している例もあり、野生のオランウータンが実際にいくつまで生きるのか、一生を見届けた観察記録はまだありません オランウータンは観察が難しく、いまだに未知の部分の多い動物です 不明な点の解明のためには長期にわたる継続的な観察が不可欠です |
Q | 熱帯降雨林が減っている原因は何ですか? |
A | 現地住民による農地開発と、石油石炭開発、盗伐、山火事などです 国立公園の中であっても違法な伐採を防ぎきれないことや、国立公園のすぐきわまで大規模な資源開発が進んでいることなどで、オランウータンの大好きな森が日に日に減少しています |
Q | 友の会で植林する予定はないのですか? |
A | 植林もひとつの解決方法ですが、現在、熱帯雨林に関する植林方法は必ずしも確立されておらず、植林活動のすべてが成功しているわけではありません 友の会では、オランウータンが慣れ親しんでいる現存の熱帯林の維持と再生を最優先課題として活動していきたいと考えております |
Q | どこへ行けばあえますか? |
A | オランウータンのリハビリセンターのなかには、マレーシアのセピロクなど観光客に公開している施設もあり、リハビリセンターから近くの森に放されたオランウータンが餌場に来るのが観察できますが、野生というわけではありません 野生のオランウータンとの遭遇は研究者でも簡単ではありません |
Q | リハビリ施設で働きたいのですが |
A | 現在リハビリセンターではボランティアなどは受け付けていないようです オランウータンは魅力的な動物ですから接してみたいという気持ちは理解できますが、野生動物に人間が一時的に係わることには、双方の感染症や動物のその後の生活への影響など、様々な問題が内在しています 安易な気持ちではなく、野生動物について深く学ばれた上での慎重な行動をお願いしたいと思います |