詳しい動作説明および機能説明
パスワード機能
ロックアウト機能
ミュート機能
C2106の動作を以下の通り説明いたします。

本装置は6ポートのアナログ電話回線を接続できるモジュラーポート6ポートをもっています。それぞれの会議参加者がそれぞれのポートに着信、通話することにより最大6人の電話会議が実現できます

その動作はポート1を具体例として説明するとこのポートに接続された電話番号に電話すると、

?電話局より75V16HZの着信信号が加わります。この信号を受けて電話会議システムはDCループを作り応答します。

?応答後、通話ループをつくります。

?話者が話を終えると(終話する)と電話局側から400HZ500Ms周期の音声信号が送られてきます。これを電話会議システムは聞き取り通話ループを解放することによりDCループを切断し交換機に通話が終了したことを通知します。

各モジュラーポートは6回線分独立に動作します。

パスワード機能

パスワード機能とはパスワードを持ってない参加者を制限する機能です。決められた4桁の数字を入力することによりはじめて、会議に参加することができます。(特定の参加者に利用を絞ることができます)

電話会議システムに着信すると通常「ピー」という信号音が鳴りますがパスワード機能が設定されているときは「ピ、ピ」という2回の音が鳴動します。このあとプッシュ形の電話機(DTMF TONE)で4桁のパスワードを入力すると電話会議に参加できます。

ロックアウト機能

ロックアウト機能とは会議に参加している現行の参加者以外、会議室に入れたくないときに利用する機能です。所定のプッシュダイアルにて設定解除ができます。

ミュート機能

電話会議をしているとき参加者の一人が工事現場にいたと仮定します。この参加者の電話(携帯電話)の送話口からは工事現場の騒音が絶えず電話会議にはいってしまうことになり落ち着いて話ができません。そのためtekuno2106Aには自分の話す声を電話会議にいれない(参加させない)機能を持っています。これをミュート機能といいます。ミュート機能を実行するにはDTMF(プッシュ信号)で特定の番号を話中に入力することにより設定および解除することができます。