調整方法
  • コマンドポートに電話機をモジュラージャックで接続する。
  • ハンドセットを上げる
  • 特定の番号をダイヤルし調整モードとする。
  • 回線ポート番号をダイヤル番号により指定する。
  • 外部よりその電話回線に電話をかける
  • 「ピー」と着信音がして着信する
  • 電話をかけた電話機からピーという1000Hzの音が連続して聞こえる。
  • 右図のようにテスターのACmVで指定した端子にテスターをつないでAC電圧を測定する。
  • 調整用ドライバーでチャンネルに対応する多回転ボリュームの調整ねじを回すと同時にテスターの値が変化する
  • その変化の様子は右図のようになる。
  • X軸は回転量である。Y軸はACVの変化値である。右回転、左回転を行い最小ディップ点を求めるこの位置が最良の調整ポイントとなる。
  • ディップスイッチ2ビットのオン、オフの組み合わせすべてつまり4通りに関して上記調整を行いその中で信号レベルが最小になるケースを探す。これが最良の点である
  • 次のチャンネルの調整を行う調整端子にテスターのプローブを移す
  • コマンドポートの電話機からそのチャンネルに対応するポート番号を入力する。(ハンドセットはオフフックしない)
  • 上記のプロセスを繰り返し実行する。
調整の写真、ライン1に電話回線が接続されている、コマンドポートに電話機が接続されている、TEST1とTGNDにテスターが接続されているVOL1を調整する。
TGNDとTEST1にテスターを接続した様子