阿修羅城の瞳

2003年8月15日 (新橋演舞場)

 以前やったもの(うちにはDVDもあるよ)の再演。

あらすじ

ある日、彼らは忽然とその姿を現した。
人を呪い人を喰らい人を滅ぼさんとする闇の一群。
人々は彼らをおそれ、こう呼んだ。
人にあらざる者―――“鬼”と。 

時に文化文政。巨大都市江戸。一見平和に見えるその裏で、
人と鬼との激しい戦いが繰り広げられていた。
江戸の闇から魔を祓うために組織された特務機関“鬼御門”。
病葉出門は、そこで“鬼殺し”と怖れられる腕利きの魔事師だったが、
五年前のある事件を境にそれまでの一切を捨て、
今では鶴屋南北一座に弟子入りしていた。
が、謎の女つばきとの出会いが、彼の運命を狂わせた。
なぜか鬼御門に追われるつばきは彼に「自分の過去を探してくれ」と頼む。
彼女の瞳の奥に宿る何物かに惹かれていく出門。
執拗につばきを追う鬼御門の先頭に、
出門と兄弟同様に育った安倍邪空がいた。
鬼御門の頭領十三代目安倍晴明を奸計にはめて葬った邪空。
が、彼は更なる力を求めて、鬼を率いる美形の妖かし美惨と手を組み、
彼らの前に立ちはだかる。
そして江戸を焼き尽くす業火の中、鬼と人、すべての欲望を呑み喰らい、
巨大な逆しまの城が虚空に浮かんだ。

「阿修羅の城浮かぶとき、現世は魔界に還る。
人も鬼も地獄に堕ちるがいい・・・」

鬼の王“阿修羅”の悲しき因果に操られ、千年悲劇の幕が開く。
その先にあるのは、滅びか、救いか―――。

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